先輩ママが教えます。塾なし『家庭学習』の仕方と意義。子供の寄り添い方。

子供にかけるのは、『お金』ではなく『愛情』と『優しい言葉』だとおもうんだけど。声のかけ方で子供はグングンのびる。

家庭学習は低学年からの癖づけが大切だけど・・・

学校の先生から教えてもらってくることは『基本のキ』だということは流石にしっていました。

 

どちらかというと、娘は1人っ子ゆえの?のんびりおっとりタイプで、親から見て決して察しがいいとはいえない😥なんでも一回で覚える事ができるタイプの地頭の良い人間ではないと思います。

※その後の訓練でいくらかはマシになっていると思うのですが・・・。

 

核家族で普段の日常生活の中で自宅では他者からの影響はほとんどなかったので、

『勉強をする』という環境づくりに関しては恵まれていたと思いますが、反対に私の行動・言動全てが影響を与えてしまう緊張感は常にありました。

 

学校で習ってきたことを

【毎日やることリスト】をこなしながら

観察していると、

とにかく子供は時間がたつと

『忘れる』。

と言う事に気がついたので、

教えてもらったことを忘れてしまわないように試行錯誤した結果、娘の場合は

自然と下記のサイクルが確率されていました。

知る→理解する→覚える⇆忘れる

          ⇅

          定着

 

学校で『知る』。

自宅では

理解する→覚える⇆忘れる

        ⇅

        定着

 

の作業をしました。

 

この作業を毎日繰り返しながら、毎日新しい事を習ってくるのだから、

子供はほんとに大変だったと

思います。

 

授業が止まるお休みがうれしくて、うれしくて。

お休みの土日は挽回のチャンス。

で1週間分の総復習。

大きなお休みには、その前の学期の全部の復習。

学年が上がる前の春休みには、全学年の総復習。

それを、学年が上がるたびにこなしていきました。

当然、学年が上がるたびに、自宅学習の量と時間は膨大に膨れ上がりました。

 

でも、これは結果論ですが、

低学年の時から習慣化し、癖づけをしていたので、

子供は大変は大変だったとおもうのですが、

高学年の時に、あまりにも長く勉強をがんばれる娘に、我が子ながら、

『コツコツ毎日頑張ってきたからこれだけ乗り越える力と忍耐力がついてきたのかな〜』と感心と感動をした記憶があります。

 

自宅学習の時間だけをみると、

1年生の時の1時間ぐらいから、

6年生の時ぐらいには、6〜7時間は平気でこなせる体力も忍耐力もついていたと思います。

※自宅学習=学年+1時間目安。

 

とにかく

  知る    知る 

   ↓     ↓

  理解する  理解する

   ↓     ↓ 

覚える⇆忘れる⇆覚える⇆忘れる

   ⇅      ⇅

  定着      定着

 

↑のようなイメージで

作業の繰り返しをしていました。

 

あんまりお金はかけたくなかったので、

基本は学校から与えてもらっている教材を【毎日やることリスト】の教材につかっていました。

 

低学年のうちは、補助教材を買った記憶はなく、ネットの無料プリントなどをさがしたり、ママオリジナル問題をつくったりしていたとおもいます。

 

【毎日やることリスト】

◯計算カード

◯計算ドリル

◯漢字ドリル

◯本読み

など、基本となる素振り練習をしてから、

基本問題→ができたら応用問題にチャレンジをして、できなかったら基本問題にもどる。

 

を繰り返しました。

 

大変でした😅

 

つまずきをいち早く気がついてあげるには

ずっと隣でみている必要がありました😅

 

娘は1人っ子で、私は よく人から

『手をかけすぎ。』

『甘やかしすぎ。』

『1人なん?』

『なんでも買ってもらえる。』

などと幾度となく

『過保護認定🎉』

を頂いてきました。

 

本音は

『過保護で何が悪い?』

と思っていたし、

『いやいや、

娘のやってること、みてみて。結構大変な

しんどい作業を毎日してるから。

どっちかとゆうと、虐待じゃない?』

『私、多分厳しくしてると思うけど』

 

とは、ず〜っと思っていました。

 

が・・・一人っ子だったから

塾にいかずとも簡単に、

勉強に集中させられる環境をつくる事ができたし、パートと家事をしながらでも、自分の時間を子供に手を掛け目を掛けできたのはほかでもありません。

 

貯金も無いのに結婚をし、

貯金もないのに子供を産み、

お金をかけたくないので、学校の勉強だけでなんとかしようとし、

その結果・・・・

子供が現実的な夢をもち、

叶える事が出来たので、一人っ子のメリットをうまく活かせたと思います。

 

反対に、しっかりとした貯金があれば

あの時私立に行かせてたかな。

塾に入れていたかな。

と考える時もあったので、私にとっては、

充分な貯金がなかったことが、かえって

子供の夢や目標を達成させることにつなげることが出来たのかもしれません。🤣

 

 

一人っ子にはデメリットもあり、

2人の空間で密にコミュニケーションをとりやすく、とりすぎてしまっていたために、夢中になり一生懸命になるがあまり、つい多くを求め血迷いそうになる場面があったのも事実です。

 

 

これは、子供が成人をしてから

最近読んだ本ですが、

 

子供に熱心に教育を施した母親が最期はこどもに人生をとめられてしまう。』という

胸が苦しくなるお話です。

 

↑この本を読んだ時、

自分の中にはしっかりとした1つの信念をもっていましたが、

『私も一歩間違えれば同じ道を歩んでしまっていたのかな〜。』

と深く深く考えさせられる内容でした。

 

我が家の場合は、本当に

『環境に恵まれていた』

と思います。

子供の性格。夫の理解とサポート。両親の理解。ママ友から教えてもらったこと。

学校の先生。友達などすべて。

 

私のブログをご覧頂いているということは、おそらく、子育てを必死に一生懸命に頑張っている、頑張ろうとしているパパさんやママさんとおもうので、是非時間をみつけてでも

御一読いただけたらとおもいます。

 

私が実際に読んでみて

『子供が小さい時から読んでおいた方がよかったんじゃないか?』と思ったので、

ご紹介します。

 

 

参考になれば嬉しいです😊